<私が感じた訪問入浴派遣看護師のメリットとデメリット>

訪問入浴車
訪問入浴車
訪問入浴車

こんにちは 看護師歴20年、派遣看護師副業歴20年の

男性看護師のタヌキチです。

私は派遣看護で訪問入浴をメインに副業をしています。

なぜ訪問入浴をメインに副業をしているのかを

私が感じたメリットとデメリットを伝えながら

話したいとおもいます。

このブログが

派遣看護で訪問入浴を検討中の

看護師のお役に立てば嬉しいです。

目次

訪問入浴派遣看護バイトのメリット

  1. 時給が他よりも良い
  2. 実働時間が少ない
  3. 車での移動時間は寝る以外は案外自由
  4. 1日があっという間に終わる

時給が他よりも良い

デイサービスや有料老人ホームより

100円から200円程度時給が高い事が多いです。

派遣会社の説明では確実に実質1時間の休憩がどれない事があるから

その分の補填として時給を高くしていると説明されています。

時給が200円高いと、

1日で考えると1時間分働いた計算になるので

案外時給が高い事は訪問入浴を選ぶ理由になります。

実働時間が少ない

さまざまな入浴会社があります。

ですが大体どこも

8時台から17時台までの勤務時間で

休憩時間を入れると9時間になりますが、

昼休憩以外にコンビニの駐車場で何度か休憩するので

午前と午後に合わせて40分くらいは休憩しています。

車での移動時間は寝る以外は案外自由

大体の感じですが、

訪問先の玄関に入って全部終わって玄関から出るまでに

45分から50分程度で次の訪問先まで15分程度になります。

その移動の時の15分は次の訪問先の準備以外は大体自由です。

その自由な時間は寝る以外でしたらスマホをいじっていても良いですし、

外をボーッと眺めていても良いです。

この公式にボーッとできるというのは

デイサービスや有料老人ホームではできないです。

1日があっという間に終わる

移動中にボーッとできますが

事務所を出てからは基本動いている時間が多いです。

動くときも内容が決まっているので

直観的に体を動かすことができるので

あまり苦痛にはなりません。

なのでデイサービスの派遣バイトの午後のように

暇すぎてだるくなることは無いです。

訪問入浴派遣看護バイトのデメリット

  1. 帰りの時間が何時になるかわからない
  2. そりが合わないスタッフと一緒の編成だと地獄
  3. 面倒くさい利用者宅に行くことがある
  4. 素手で陰部を洗うケースがある
  5. 夏場が熱すぎて本当に死ぬ直前

帰りの時間が何時になるかわからない

訪問入浴の派遣看護師では

その日に出勤しないと自分が何時まで訪問するのかがわかりません。

それはスタッフの予定や利用者の予定でその日の訪問予定が変わる事、

それ以外にはその日の道の混み具合、

利用者宅でのトラブルなど。

様々な理由で終了の時間が変動するので

その日出勤しないと自分が何時ごろ仕事が終了になるのかわかりません。

解決策・対応策としては

その日はあきらめて人と待ち合わせはしない事です。

そりが合わないスタッフと一緒の編成だと地獄

そりが合わないスタッフとその日一緒に行動すると一日地獄になります。

これはどんな職場でも一緒な悩みですが、

特に訪問入浴ですと自分を入れた3人編成で一日訪問先を回り、

狭い車内で一緒ですから空気の悪いこと。

解決策・対応策としては

そりが合わないスタッフのいる訪問入浴会社には勤務しない事です。

でもどうしてもその訪問入浴会社やその営業所で派遣勤務したいのでしたら、

その営業所の所長に事情を説明しペアにならないように依頼するのも一つの方法です。

面倒くさい利用者宅に行くことがある

在宅で療養している患者や利用者の家族には、

金銭的な理由から自宅で生活をしているケースがあるのと、

家族が非常に患者や利用者に対して

熱意をもって自宅での生活をサポートしている事があります。

ですが、

その熱意の方向性の先が思いもよらない方向に行ってしまうと、

熱意が敵意として訪問入浴で単発で来るような看護師に向けられてしまい、

非常に辛辣に向かってくることがあります。

訪問看護では関係性を何度も訪問し関係性を構築することができますが、

訪問入浴の看護師は

関係性構築してなくても入浴介助や処置をするのですから

派遣の訪問入浴看護師は熱意のある家族から辛辣に扱われる覚悟が必要です。

解決策・対応策としては

何を言われても聞き流せるようなかわす力を身に付ける事か、

お金のためだと割り切る気持ちを養いうことが大切です。

素手で陰部を洗うケースがある

病院や施設で陰部洗浄をする時は

必ずディスポーザブル手袋を装着して陰部洗浄をします。

ですが訪問入浴だと入浴中できれいだから、

家族や利用者が望まないから、

様々な理由で素手で陰部洗浄を訪問入浴の会社が強要してくるケースが多いです。

時には便が出かかっている臀部を素手で洗うことがあります。

解決策・対応方は

訪問入浴の会社によって派遣看護師には陰部洗浄を依頼しない会社もあります。

派遣会社の担当者さんに

派遣看護師は陰部洗浄を行うかどうか確認してもらうのが一番の解決策ですね。

夏場が熱すぎて本当に死ぬ直前

最近の日本は異常に暑いですが、

それに輪をかけるように訪問入浴の夏は暑いです。

訪問入浴というぐらいですから

お宅に訪問してお風呂の手伝いをするのですから暑いですが、

訪問するお宅には高齢者のお宅が多いので

家族や利用者共に寒がりで冷房をかけて言えない家もあります。

ただそれに加えて

訪問入浴の会社によっては何年前の入浴車ですか?

っていうような車を使っている所もあるので、

そんな入浴車は車内の冷房の効きが悪く灼熱な事があります。

解決策・対応方は

とにかく死なない程度にがまんです。。

まとめ

メリットとデメリットを比べると

デメリットのほうが目立ちますが、

自分にあった訪問入浴会社や営業所を探せば

デメリットを軽減でき

メリットだけを強く感じることができるはずです。

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この記事を書いた人

40代の男性看護師です。
ブラック病院から療養病院に転職し
人生を楽しんでいます。

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